弁当を作るなら昔からある『 おばぁちゃんの知恵 』的なものや、ちょっとしたコツを知っていれば調理のレベルもスピードもちょい上がる。
的を得た先人の知恵をちょいと拝借。弁当ライフ充実の参考のため、豆知識として頭に入れておこうではないか。
まずは基本のご飯にまつわるetc
米は初めに水を良く吸うので、一度目はぬかを吸わないようにぐるっと一回転させたらすぐ捨てる。水が透明になるまで研がなくてもよい。研ぎ終えたら20〜30分吸水させてから炊飯スイッチオン。炊きあがっても5分ほど蒸らそう。
手違いで芯のあるご飯が炊きあがったら、ご飯に筆で数個穴を開けて、スプーンで3〜4杯日本酒を振り掛けよう。そのまましばらく蒸すとぷッくら芯のないご飯になる。
炊きたてのご飯を湯気と共にラップで包む。解凍した時に湯気が蒸気に変わり、ふっくらとなる。形は均一に解凍するよう薄く平らに。そのまま常温まで冷まし、すばやく急速冷凍する。
熱いお湯で手を湿させれば、水分の少ないかたくしまったおにぎりができる。雑菌も少なく衛生的で長持ちする。
食材を無駄にしない、朝の弁当づくりの手間を省くために自家製冷凍は欠かせない技。賢い弁当男子の必須テクニック!
より食材を長持ちさせるにはなるべく空気に触れないよう冷凍保存しよう。ストローを端に差し込んで空気を吸い出せばほぼ真空状態!
なるべく早く冷凍状態に持っていきたい場合、また急速冷凍の機能が無い場合は食品を金属トレーに乗せたり、冷気の出口に置いてみよう。薄い形にするのも良い。
食パンは新鮮なまま冷凍保存がおススメ。心なしか、密度とうまみが増す気が…。食べる時はそのままオーブントースターで焼いてOK
食材は一回に食べる分量ずつ冷凍しよう。特に肉や魚は大きいまま冷凍してしまうとやっかいだ。
男子弁当の強い味方、たまご。卵があれば何でもできる!
卵をしまう時、とがった方を下に。
冷凍庫で冷えた卵を急に温めるとカラが割れやすくなる。あらかじめ温室に戻しておくのがベスト。さらにお湯にひとつまみの塩かスプーン一杯の酢を入れておくと、カラにひびが入っても卵白が固まり流れ出るのを防いでくれる。
弁当にゆで卵を入れる場合、食べやすく切ることもあるはず。また、飾り切りなどにチャレンジする男子もいるだろう。そんな時、切る前に包丁を熱しておけば切り口がボソボソにならずに綺麗に仕上がる。
白身を簡単にほぐすには、箸の先に水と塩をちょっぴりつけて溶く。卵焼きなどでむらのない仕上がりにしたい場合のコツ。
フライパンや卵焼き器を熱々にしておき、卵をたっぷり流し込む。卵をいれると温度が下がるので初めは強火で焼く。表面に半分火が通ったらたたんで好きな形に仕上げる。
男の料理、キッチンも道具もきれいにしたいもの
みかんやレモンの皮に塩をつけて、茶渋のついた湯飲みをこするときれいに取れる。皮が漂白効果を持っているから。
リンゴの皮や芯など、捨てる部分を入れて水を足して煮る。リンゴ酸が嫌ならアルミ鍋の黒ずみをとってくれる。
流しが臭うときは、濃い塩水をコップ一杯流すと臭いを消してくれる。
レモンの切れ端をガーゼの袋などにいれて流しに置いておけば様々に活躍してくれる。コーヒー、紅茶の汚れもちょっとこすれば綺麗になるし、ガラスのコップ磨き、ホーロー鍋の焦げ落としにと、万能だ。