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食べ物のエネルギー

食べ物に含まれる栄養素の中でエネルギーとして使われるのは炭水化物・脂質・タンパク質・そして身体機能を維持していく成分が、ビタミン・ミネラル。これらを五大栄養素という。さらに近年は6番目の栄養素として食物繊維もプラスされる。

これらが体の中で消費された説きに発生する熱量をカロリーという。食べ物のエネルギーは生命活動に必要なエネルギーとして使われる(エネルギー代謝)。

6つの基礎食品群

食べ物を栄養学的に6つにグループ分けしたもの。

五大栄養素はお互いに影響しあって効果があるので、健康的な食事のためには『6つの基礎食品群』の中から毎回一品づつ一日30品目、摂るように心がければバランスの良いものとなる

6つの基礎食品群

炭水化物・糖質

糖質はご飯・パン・麺類・果物・牛乳などに多くふくまれている。体内でブドウ糖に変わりエネルギーとなる。このブトウ糖を燃やすことで筋肉が動き脳が動く。

糖質は脂質に比べて、エネルギーとしての燃焼スピードが早く、脳や神経系唯一のエネルギー源。ゆえに摂らないと脳の動きが悪くなり、頭がシャッキッとしない。しかし摂り過ぎると体脂肪に変わり肥満の原因となる。

また、ブドウ糖からグリコーゲンへと姿を変えて筋肉や肝臓にエネルギー源として蓄えられる。貯蔵量に限界があり、余ったブドウ糖は体脂肪として貯蓄されてしまう。

タンパク質

牛乳・卵・肉・魚・大豆などに多く含まれる。筋肉・皮膚・血液・骨など体を作るもと。

20種類のアミノ酸で構成される。このうち体内ではほとんど作ることができず、食品で摂取しなければならないアミノ酸は全部で9種類。必須アミノ酸という。

脂質

主にエネルギー源として使われ、1gで9カロリーの高エネルギーを生み出す。それは糖質の約2倍。その分摂り過ぎると肥満になりやすい。細胞膜や血液などの構成材料にもなる。肉類、バターなどに多く含まれる。

ビタミン

三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)の働きを促進する。ビタミンA・ビタミンB群C・D・Eなど、たくさんの種類があるが、体内でではほとんど作ることができないため、食品で摂取する。

1日の必要量は微量だか、不足しがちなので意識して摂るべし。

ミネラル

ミネラルはカルシウム・リン・鉄など。別名無機質とも呼ばれ、身体の機能の維持や調整に無くてはならないもの。

食物繊維

便秘予防、肥満の予防、動脈硬化予防などに非常に効果あり、6番目の栄養素と言われている。

穀類・芋類・豆類・野菜・海藻・きのこなどに多く含まれており、特にこんにゃくには多量に含まれる。