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栄養心得

食べ物を食べなければ活力が沸かない。元気が出ない。頭も働かない。『食べる』とは体にも心にもエネルギーをチャージするもの、ゆえにできることなら一日三度のメシはおいしく体にいいものをいただきたいものである。

そもそも『食べる』とは?

食べることの重要性

腹が減っては戦ができぬ、などという言葉もあるとおり、食べ物を食べなければ活力が沸かない。元気が出ない。頭も働かないし、なんとなくイラっとする。幼児がお腹が空いて不機嫌になったり泣いたりするのは最も欲望に忠実と言える。

今はただ泣かないだけ。しかし腹が減れば気持ちが落ち着かないものである。食べ物を摂取することで上昇する体温、血流血圧血糖値、ホルモンなどが活動力を左右する。また、好みの味や色、香りで気分も満たされるだろう。

このように『食べる』とは体にも心にもエネルギーをチャージするもの。ゆえにできることなら一日三度のメシはおいしく体にいいものをいただいきたいものである。

栄養は体の中でどうなる?

エネルギー代謝

食べるものの栄養は体の中に入ると消化酸素の働きで燃焼し、呼吸や体温、神経伝達など生きるエネルギーになる。これをエネルギー代謝という。日々の活動量より過分の食事を摂ると、脂肪になって体に蓄えられる。この脂肪は自然消滅することなく、使われない限り溜まるだけ。肥満の原因となる。

基礎代謝

何もせずじっとしてる状態。呼吸や体温維持、血流や発汗、内臓を動かすなどの生命活動を保つのが基礎代謝。一日の総エネルギーの70%を占める。

身体活動レベルで一日に欲しい摂取カロリー

事務職から肉体労働まで

仕事といってもデスクワークからハード系まで様々。日常の活動は『身体活動』レベル』と呼ばれ、低い(T)、ふつう(U)、高い(V)の3段階に区別される。

男性18〜50歳、一日の必要摂取カロリー目安

  • 低い(T)2,300Kcal
  • 生活の大部分が座っている、または静的な活動中心

  • ふつう(U)2,650Kcal
  • 主に座っており、職場内での活動や立ち作業・接客など動いていても軽度。通勤・買い物・家事・軽いスポーツも含む。

  • 高い(V)3,050Kcal
  • 移動や立通しの仕事。スポーツの習慣がある

女性18〜50歳、一日の必要摂取カロリー目安

  • 低い(T)1,750Kcal
  • ふつう(U)2,050Kcal
  • 高い(V)2,350Kcal